コラム

頚椎症(けいついしょう)と鍼灸と相性が良い分類型


頚椎症 (けいついしょう)

頚椎症には4つに分類されます。

関連痛型(局所症状型)
症状は、項部・肩甲間部の痛み、肩こり

神経根型
症状は、上肢への放散痛、手指の痺れ

脊髄型
症状は、手指巧緻障害、痙性歩行

バレー症状型
症状は、頭痛、めまい、かすみ

頚椎症と鍼灸 大阪玉出

今回は関連痛型と神経根型についてお話します

関連痛型は、肩こりや項部の重だるさ・疼痛、肩甲間部に痛みや違和感を感じ、
首を後ろに倒したり横に倒したりすることでも、首の付け根や肩甲間部に痛みや違和感を感じます。
手指の痛みや痺れは感じません。
日常生活では首を動かした時に重だるさや痛みが生じ、なんとも言えない違和感も。

神経根型は、首の動きにより上肢に放散する痛みや痺れを感じます。
首を後ろに倒したり横に倒したりすることで、首から指先にかけてのどこかで痛みや痺れが出現することが特徴。
日常生活では、影響を受けている神経により小指側に痺れを感じたりします。
また症状が強くなると痛みや痺れで生活に影響が出てきます。

この関連痛型や神経根型の頚椎症は鍼灸と相性が良いです。
頚椎症の患者様は、首や肩の筋肉の過緊張が見られ、首が動かしにくくなっています。
また頚椎(首の骨)を押して痛みがあるところが症状の原因となることも。
鍼灸治療で筋肉の緊張を和らげ、循環を良くすることで首の動きが改善されます。

これにより、刺激を受けている神経が緩和され症状が改善。
治療方法も筋肉の緊張部位、圧痛・硬結部への置鍼や、筋肉に電気を流す筋パルス。 放散痛や痺れに対して神経に電気を流す神経パルスがあります。

首や肩の症状でお困りの方は一度ご相談ください、お待ちしております。

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