冷え性について
人によって、冷えの感じ方はさまざまです。
軽度であれば「冷えを感じる」という程度ですが、中度になってくると冷えている箇所がこわばりはじめます。
重度になると冷えの箇所にしびれを感じるように。
ここまで冷えてしまうと、日常生活に支障が起きる「冷え症」と思われます。
また冷えとともに現れる症状や部位によって、いくつかの冷えの原因を考えられます。
冷えの原因は主に4種類あり、
・血流が足りなくて貧血気味の「血虚(けっきょ)」
・エネルギー不足で熱が産まれにくい「気虚(ききょ)」
・血液がドロドロになって血流障害が起こる「瘀血(おけつ)」
・体内に水分がだぶつく「水毒(すいどく)」
などがそれです。
冷えは血流の流れが悪くなるために起こるので、便秘や下痢、肌荒れ、くすみ、頭痛、腰痛、じんましん、アトピー、膀胱炎、トイレが近いなどの症状を誘発することにもなります。
「冷えは病気じゃないし」と思わず、不安な場合は鍼灸治療を受けることをおすすめします。