当院は完全個別対応です。
治療室は、他の患者さんや隣の声などの気にせず畳と木の匂いの個室でリラックスできる空間でじっくりとお話を伺っております。
今回は問診の流れを簡単にご説明いたします。
まずお身体の辛いところを一つずつお聞きして、その症状がいつからあるのか、どのようなことで発症したのかなど今までの状態をお聞きします。
次に症状の程度や性質(どんな感じがするのか)1日のうちで一番辛いと感じるのはいつか、何をしたら楽になるのかまたは辛くなるのか、また痺れなどの神経症状はあるかなどを確認し、日常生活にどのような影響が出ているのかをお聞きし、
今までのご病気のことや現在服用されているお薬、運動習慣、ご家族のことなど、お答えいただける範囲でお聞きしております。
次に首や肩、腕の症状であれば頚椎症や五十肩、テニス肘などの検査、腰や下肢の症状であれば脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、股関節や骨盤周り、膝の検査。
合わせて皮膚の温度覚や痛覚、反射検査を行い、神経の状態も確認します。
この検査では体を動かしていただくことになるので、極力患者様のお身体の負担にならない範囲で数種類の検査を選んで行います。
続いて東洋医学の脈診、舌診、腹診。
脈診は左右の指で心臓や肝臓など内臓の状態とお身体の調子を診るもので、脈の早さや強さ、指に触れる感じから虚実(元気なのか弱っているのか)などを確認いたします。
舌診では全体的な感じをみてから、コケや色、舌の震えなどでお身体の状態を確認。
舌の状態には、熱があるのか、湿(体に悪さをするもの)が溜まってないか、気血の状態など色々な情報が見てとれます。
腹診は内臓やストレスなどの状態を診るためにおこないます。
最初にお腹の皮膚の状態を手のひらで確認し、お臍を中心として上下左右、全体的に指と手のひらで押して異常がないか診ます。
この時強く押しすぎると患者様に痛みを与えますので、柔らかく押すことを意識しております。
最後にお身体全体の触診。
症状の出ている局所に限らず、お身体全体を診させていただきます。
触診では筋肉の緊張や圧痛、熱感や発赤などの炎症所見、関節の圧痛や炎症所見などを確認。
同時に無数にある身体にツボの状態も確認しながら触診を行っております。
手足や背中のツボには内臓の状態が反映されるものがあり、患者様のお身体を知る重要な手掛かりになります。
問診で得た情報をもとに患者様のお身体の状態を説明し治療のゴールをご相談させていただき、患者様に合わせた治療を東洋医学と西洋医学の二種類からご提案させていただきます (症状によっては一種類になることもあります)
当院ではじっくり患者様に向き合い、一人一人に合わせた治療を受けていただけることが特徴と考えております。
一度ご自身にあった治療を探しにお越しください、お待ちしております。