コラム

花粉症対策に鍼灸


花粉症でお困りの方が多くなってきます。そんな時一度鍼灸を試してみてはいかがでしょうか。

花粉症の症状には、鼻水・鼻詰まり・クシャミ・鼻のかゆみなど、鼻に関係する症状が多くあります。
東洋医学では病気になる原因(例えば花粉やカビなど)があり、またそれを受け入れる身体の弱った状態(気の不足で肺・脾・腎が弱る)があって、はじめて人は病気になると考えられています。
花粉症になる人は身体のどこかに弱点があるということ。

花粉症対策に鍼灸 大阪

花粉症の主な症状は鼻水。
つまり水分代謝に問題があるので、肺・脾・腎が関与していると考えられます。
肺は蓄痰の臓器と言われ、その機能が弱くなると痰が溜まりやすくなります。水っぽい鼻水や痰が多くなるのはこのため。
脾は生痰の臓器と呼ばれていて、機能不全になると痰湿を発生させ肺の症状を増悪させます。

腎は水の代謝に関係する臓器。
腎が元気なときは水の代謝を活発にしますが、弱ってくると水の代謝ができなくなり肺に湿が溜まりやすくなります。
このように肺・脾・腎が弱ってしまうと肺の症状が強くなります。

また経絡では鼻は息をするための出入り口なので、肺経の一部と考えられています。
肺経は身体の奥で胃経と大腸経に深い関係があり、
鼻は顔の正中線上にあることから、督脈や膀胱経とも関係があるとされています。

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ですから治療には、肺経・胃経・大腸経・膀胱経・督脈がよく使われます。
例えば、晴明や迎香というツボは鼻の通りをよくします。
手足でいえば列欠・合谷・足三里・承山などもよく使用され、花粉症に効果的と言われています。

花粉症に悩まれている方、今年は一度鍼灸を試してみてはいかがでしょうか?

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