コラム

更年期障害の症状とカースー病とは?


更年期障害の症状

更年期障害の症状は色々な症状が出現します。
自律神経失調症と瘀血(血の滞り)と腎虚が強く関与していると思われます。
また個人の体質やご本人の性格も大きく影響する傾向があり、
ここでは色々ある症状のうちよく見かけるものを、お伝えします。

更年期障害の症状

循環器の症状としては、上半身・特に顔面ののぼせ、下半身の冷え、発作性の熱感と発汗、動悸・めまい・両手掌・両足底と胸部のモヤモヤとした熱感。

精神的な症状としては、イライラして怒りやすい・精神的に疲れやすい、不眠・頭痛・不安感があります。
そのほかに、疲れが抜けにくい、腰痛・肩こり・皮膚に張りがなくなるや膀胱炎・排尿障害・骨粗鬆症などもあり、その中でも多くの方が感じるのは『のぼせ感』になると思います。

この『のぼせの症状』のことを『カースー病』と表現することがあります。
これは自律神経失調症や更年期障害の時に起こりやすく、『カー』と発作的に上半身、特に顔面に熱が上がってくる感じがして汗がドッと出ます。
数分後には汗のために『スー』と冷えてくる、このため『カースー病』と言われるそうです。

これは現代でいうホットフラッシュで顔面紅潮発作と言います。 これらの症状の原因は、陰虚と肝陽上亢によるものと思われ、お腹に瘀血の症状がある方に多くみられます。特に下腹部に手術痕のある方に多いようで、せっかちな性格の方にも多いと言われています。

症状に関しては以上になります。今後も更年期障害について、発信していきたいと考えております。

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